岩手県 盛岡市

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盛岡市の市章は,菱(ひし)形二つを直角に交差させたものです。
この紋章は,藩政時代から伝わる陣笠やかごなどにも用いられています。菱形は南部家が甲斐源氏の一族であったことを表し,一方,折りづるを図案化したようにも見えることから,南部家の紋章である”つる”を象徴しているという説もあります。市章としての制定時期ははっきりしませんが,1906年に定められた「市吏員用提灯其ノ他ノ徽章ノ件」という規定に,職員用のちょうちんなどにこの紋章を使うようにと定められています。